2022年6月20日月曜日

カオス

「ブラジルで蝶が羽ばたくと、テキサスで竜巻が起こる」と言えば、バタフライ効果。バタフライ効果と言えば、カオス。

というわけで、ずいぶん前から家の本棚に鎮座している J・グリック(著)/大貫昌子(訳)『カオス』(新潮文庫、1991年)という本を読み始めることにしました(ところで、一体誰がこの本を買ったのでしょう? 少なくとも、僕は買った記憶がありません。親が買ったか、誰かから貰ったのかもしれません) 。

どうやら、マンデルブロ集合がフラクタクルで、ストレンジ・アトラクタらしいです。ふむふむという感じです。

まだ読み始めたばかりで生煮えの理解でしかありませんが、最後まで読み終えたら世界観が一変するような予感がします。

0 件のコメント:

コメントを投稿

「無精の学」と「徒労の学」

「もうずいぶんむかしのことになりますが、大正13年の秋、私が東北大学に赴任した当時ヘリゲルというドイツ人の哲学者がいたのです。・・・(略)・・・広瀬川を渡って向山の草の多い坂道を登っていたときに、急にそのヘリゲル先生が私に対して、お前は経済学をやっているそうだが、経済学というのは...